夕立

17時頃、一天にわかに掻き曇ったと見る間に激しい雨が降り始めた。雨はやがて衰えたが春木川に濁流が渦巻き流れた。続いて稲光が光り、雷鳴が轟いた。雷雨ではなく、雨と雷というのが妙だった。
18時を過ぎると、雷も収まり、春木川はまだ濁り水が流れていたが水量はほとんど平常に戻った。